島根県で震度5強、中国地方の広い範囲で震度4
4月9日、午前1時32分、ほとんどの方が眠っていたであろうこの時間、島根県で震度5強を観測する、強い地震がありました。
この地震による津波はなかったそうですが、震度4程度の地震も続いていて、気象庁は「揺れの強かった地域では、今後1週間程度は、最大震度5強程度の地震に注意し、特に今後2、3日は強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあり、十分に注意してほしい」と呼びかけていますから、まだまだ気は抜けません。
地震の規模、震源
この地震は島根県西部を震源とし、マグニチュードは6.1と推定されています。
この地震により震度5強の揺れが島根県大田市で観測されました。
震度5~4の地域
震度5弱は島根県の出雲市、雲南市、川本町、美郷町、このほか震度4の揺れを鳥取県の米子市や境港市、松江市や島根県浜田市、岡山県倉敷市、広島県安芸高田市、愛媛県今治市大島などで観測しました。
島根県で震度5強は平成12年以来約18年ぶり
島根県では平成12年10月6日に鳥取県西部を震源とするマグニチュード7.3の地震によって松江市宍道町などで震度5強の揺れを観測して以来約18年ぶりの強い地震となりました。
被害状況
ケガなど
大田市などで骨折や落下物に当たったりなどして重軽傷を負った人が数名確認されており、救急搬送された人もいたということです。
また建物や道路の破損も確認され、同市が市内の小中学校など計50カ所に設けた避難所には、200人近くが一時避難したそうです。
ライフライン
ライフラインとしては、大田市内で最大約100戸で停電し、午前5時ごろには復旧しましたが、水道管の破裂が数十カ所で確認され、地震当日午前11時には、約1100世帯が断水したといいます。
原発
停電は起こりましたが島根原発(松江市)と伊方原発(愛媛県伊方町)に影響はなかったといいます。やはり、3.11以来、大きな地震が来ると原発も気になりますが、大きな影響がなくてよかったですね。
交通など
JR西日本によると、山陰線では大田市内で線路下の敷石が崩れて線路が沈み、始発から運転を見合わせるなど、ダイヤが乱れました。
島根県災害対策本部によると、同市大田町の市立病院で、屋上の水槽に亀裂が入り、断水。暖房も使えなくなっているといいます。まだ朝晩は冷えるこの時期、真冬でなくてまだよかったですが、暖房が使えないのは体の弱っている方にはつらいことだと思います。
神社の鳥居が倒れたり、土砂崩れによって道路を塞いでいたり、一番揺れの強かった大田市内各所で住宅や店舗の窓ガラスがわれているそうです。落石による片側通行止め、土砂により全面通行止めになった道なども。
震災の時にあってよかったなと思うもの
震災が起こると本当に色々な被害が出て困ります。実際に体験談などで、これがあってよかった!という品などを見聞きして、実はそれなりに買ってみました。
トイレ
私が実際に買ったもので、幸い、まだ使用する機会のない災害グッズの中で、普段はちょっと押入れを占領して邪魔だな・・・と思いつつ、でも備えとしては期待大、なのがトイレです。
色々な方の体験談などをきくと、断水になったりすると、これが本当に重宝するらしいのです。とくに、子供がいたり、女性だったり、おなかを壊してしまったりすると、持ち運んで袋がついているタイプの簡易トイレだと、ちょっと頼りないこともあります。しかも、下の商品についていえば、こんなにちゃんとトイレなのに、記事を書いてる日現在で4500円以下!!ありがたいですね。でも、しまっとく場所もないし・・・という方はないよりは簡易的なものでも、持っていた方が圧倒的に安心です。
ハンマー?懐中電灯?多機能グッズ
もう一つ、持ってるけれどまだ使ったことがないのが多機能懐中電灯。というか多機能ハンマー?むしろ多機能すぎて何が本当の用途かよくわからない代物ではありますが、とにかく困ったときに持ってればガラスは割れるし音が出て人は呼べるし光はつくしで文句なし。
ソーラーチャージャー
ソーラーチャージャーも持ってます、持ってます!だって、電波の混乱が収まったらやはり誰かと連絡をとって安否の確認をしあいたいですし、スマホの充電はしたいですよね。
下記商品はとてもレビューの評価が高く、大容量かつ私が記事を書いた日現在セール価格でした。よかったら見てみてください。
カセットコンロ、ヒーター
ガスコンロ。カセットのものはガスが来なくなっても使えますし、電気が落ちたときにもお湯をわかしたりできます。震災用に私は風が来ても消えない!的なごつめの物を購入しましたが、もしも普段と兼用にするなら、もうちょっと軽いものの方が扱いやすかったなと思い、良さそうなものを探してみました。
カセット式のヒーターは、持ってないんですが、欲しいです。ぜひ来年の冬がくるまでに揃えたいです。
何しろ寒い時期の震災のニュースは暖房が止まった状態で震えながら毛布にくるまる方の姿が流れ、暖をとれる状態にするのは大事だなと思うのです。左が屋内用で右が屋外用です。両方欲しくなります。
緊急用避難リュック
実際、被災したことが幸いにもないので(3.11も停電くらいでした)想像つかないものは、専門の方にお任せしたほうがいいと思いますし、思いがけないものが必需品だったりするので、避難用のセットのリュックも常備してます。
食料、飲料
あと、備蓄も結構してます。おなかがすいたり、のどが渇いたり、というのはつらいですよね。1週間くらい断水したりするというので、結構備えておいても家族の人数によっては足りないかもしれません。
災害の多い日本ですから・・・
地震や災害が各地で起こるたびに、ひとごとではないし、明日はここで起こるかもしれないのだと気持ちを引き締め、準備を進めてきました。当然、自然災害は準備したから大丈夫というものではないのですが、できる限りのことをしておくと、少しは不便さ、辛さをへらすことができるかもしれません。