まだまだ寒い日もありますね。
近年、「温活」ということばをよく聞きますが、
私は小さなころから、体を冷やすなと、祖母によくいわれたものです。
そして思春期のおしゃれしたい年頃の私に、ベージュのズロース(?)やら
ブルマなのかと思うほど大きなパンツやらをたくさんたくさん送ってくれました。
大変申し訳ないことに、思春期真っただ中の私は、「ダサい」といってはかなかった
訳なのですが、今ではずいぶんかわいい腹巻付きパンツなども売られていて
ずいぶん時代は変わったなと思います。
確かに体を温め始めると、今まで冷えていたことに気づかされます。
というか、むしろ、今まで気づいていなかったな、ということを思い知ります。
一旦温め始めると、腹巻パンツをはき忘れたときの背中までスース―するその感覚が
耐え難いものになりますが、それまではその寒さにさらされていたわけなんですよね。
寒いのに耐えられるなら、その方がいいじゃないか、という意見もありそうですね。
意識しないその冷えは、寒さという感覚ではなく、体調に現れるのです。
冷えがもたらす体調不良は一言では表せません。
それはおいおい語ることにして、私が「健康おばあちゃん」こと私の祖母にいわれてきた温活らしきことを共有したいと思います。
1、3つの首を温めろ。 首、手首、足首を露出せず、温めるように。
2、体幹を冷やすな。 腕や足は温度を感知して体を慣らすためにも過剰に厚着をしてはいけないけれど、胸やお腹はとてもあたたくしておいた方がよい。長いズロースもきっとここからくるわけですね。
3、ショウガ紅茶を飲め。 ショウガは体を温めます。紅茶も冷えの改善によいのだとか。
4、風邪のひき始めは首の後ろを温めろ。 温度に気を付けカイロを貼るとか、ドライヤーで温風を送る等、風邪をひいたかな、という時に首の後ろを温めると、不思議と治ることが多いのです。祖母曰く「風邪のツボ」があるということで、ツボの話はどこまで本当かはわかりませんが、私はいつもくしゃみがでたときに行うと、気分がよくなります。試す際にはくれぐれも、ドライヤーもカイロもやけどをしないように温度には気を付けてください。
そして、この暖かくなりかけた時期は、早くも冷房の入った空間に遭遇することがあります。でも、まだそれを想定して一枚多めにショールなどを持っていたりと、夏のようには冷房対策の準備ができないこともありますね。
持ち歩くのもかさばりますし。
でも暖かくなる季節ほど、つい体を冷やしがちになるため冷えには気をつけないといけません。
そこでおすすめなのがアームウォーマーです。本当に、手首だけ温めただけで体感温度って全然違うんですよ。確かめてみてください。ただ、どれでもいいわけではなく、ある程度伸縮性がないとはっきりいって邪魔です。
人間の動作の大半には手を使いますから、邪魔にならないものがベストですし、大げさに見えないことも室内で使い続けられる必須条件です。もこもこなものも肌触り最高!と思ってしまいますし、何しろ暖かいですが真冬の外用ならかわいいですが、春先に室内で自然に使うためには、重ね着風に見える外見も重宝します。
冷えないことは特に女性にとっては全体的に体調を整えることへの近道だと思います!