航空会社の採用の情報は当然こまめにチェックですよね。
最重要ポイントが面接であることは否定できませんが、筆記の合格も足を切られないためには必須条件となります。ですからSPI等の訓練をしたらよいと思います。
個人的な意見ですが、エアラインスクールで、英語も筆記も教えてくれるところがありますが、
私はそれは自宅でしてもよいと思うのです。
エアラインスクールの醍醐味はやはり外見、立ち居振る舞いの美化にあります。
なかなか女性に対して、あなたのここが見栄えが悪いですよ、と指摘してくれる機会は日常生活では訪れません。
自分のよいと思うファッション、メイクが実はあまり自分を魅力的に見せていないことがあります。
特に、濃いメイクが若い女性の一般的なものとなってきた現代においては、きれいにみせようとして「やりすぎ」感の否めない方も多いのです。
外資はまた文化が違うのでなんともいえませんが、国内航空会社のCA志望の方は、若くて20歳ころ、大抵は20代後半くらいまでの方々ですよね。
濃いメイクはまだ、きれいになるために必要なものではない年齢です。
とはいっても最近の、これはメイクではなく変身じゃないかと思うほどの神メイクを見ると感心はしてしまいますが。
やはりCAの世界はナチュラルメイクが基本です。乗務中は口紅の色こそ濃いめのものを求められますが、それはキャビンが暗いからです。
唇に色がないと顔色が悪く見えるので、いまどきちょっとつけないかな?という色を求められます。
ということは、顔色が悪く見えないことが大事なのですね。面接会場は明るいですから、それほどこい口紅は必要がないということになります。もっとも、グロスだけや、ヌーディー色では、いくらきれいに見えてもいけません。
なぜでしょう。
お化粧というのはある種自己主張です。面接という、一種の勝負にそのようなメイクで挑むということは、それが一番自分をきれいに見せると思っている、ということです。
客室乗務員にとっての勝負場所はやはりフライトですから、そのような考えの方は、乗務につかれても、会社の意向に沿わないメイクを好む可能性が高いといえるのです。
もちろん、訓練部や、各グループ、マネージャーなどからの指導により、ある程度の改善は望めるでしょう。でも、断固として自分を変えない人もいることは紛れもない事実です。
客室乗務員の志望者など、五万といます。面接官に、内面や受け答えなどがちょっといいなと思ってもらったとしても、会社の方針に沿ってもらうには要改善ポイントが多すぎれば、あえて、そのような志望者をとろうとは思わないでしょう。
なんとなく、会社のカラーに適合しそうな人材をピックアップしていった方が、結局種々のコストがかからないわけです。
個性は確かに輝かせるべきものです。でも、自分がしたいことが、なんでしょう。会社に採用していただくことですね。
そうであれば、優先すべきは、私はいかにうまくはまる歯車になれるかを面接ではアピールすべきなのです。
もちろんこれは客室乗務員になるためにいえることであって、他の職業に全て当てはまるわけではありません。
あなたが輝くために入社するのではなく、会社を輝かせるために私はCAになりたい!という意気込みをみせましょう。
少し不満に思う言い方かもしれません。
でも、そうすることで、結果的にあなたが輝くのです。
エアラインスクールではその方法を一番の近道でおしえてくれます。
まず第一歩はありのままのあなたを、講師や受験生たちから評価してもらうのです。
ビデオ撮りの授業もあると思います。ここではあなた自身があなたの評価をすることができます。
キメキメに最高の笑顔でとったプリクラや鏡の中の自分と違って、自己紹介をして話していたり、ウォーキングしているときの自分って案外かわいくないものです。
これを指摘してもらい、自分でも確認してみましょう。これだけでも、ぐんとあなたは変わるはずです。
何度か受験してるけれど受からない、初めて受験するけれどどうしていいかわからない・・・エアラインスクールはそんなあなたの強い味方になってくれると思います。