アロマテラピーの簡単な使い方
アロマテラピーって聞いたことはあるし興味はあるけど使ったことはない、という方も多いのではないでしょうか。
難しく使うことももちろんできる奥の深いものではありますが、入り口はとても簡単で誰にでも実行できるものなのです。
芳香浴ってきいたことありますか?ようするににおいを嗅ぐんです。方法は難しいことをしなくても近くのハンカチに数滴たらしておいておくだけでOK。気管のケアをしたいときなどをお湯をはったマグカップくらいのいれもの(飲まないように注意してください)に数滴たらすと蒸気と共に吸い込めるのでよいですが、とにかく簡単に使うには、近くにたらす、以上です。
それと、よく間違えられるのが、百円ショップなどで買えるアロマもどきの合成香料。これでは効果はありません。
マッサージするようにオイルをつかってトリートメントするのもよいですが、一段ハードルは上がりますよね。
まずは芳香浴からしてみると良いでしょう。ティートゥリーやラベンダーのように有名なオイルばかりではなく、沢山の種類があります。アロマテラピーは、「好きな香りが必要な香り」と言われることがあります。逆に好きでないものは合わないこともありますから、使わない方がよいでしょう。
アロマテラピーといえば、誰もが知っている代表オイル、ラベンダーがあります。
あの紫の色、香り、とても独特で印象深く、精油のことは知らなくても、ラベンダー自体は知っている、という人は多いと思います。そんな、ザ・代表格なラベンダーについては後日ゆっくりお知らせするとして、今回ご紹介したいのは、私が、真の万能オイルだと思っている精油、ティートゥリーです。もう、名前もだんだん有名になってきて、知ってる知ってる、花粉症にいいんだよね、という方もいらっしゃるでしょう。
ティートゥリーって使いやすい
オーストラリアに生える、とても生命力の強い木葉っぱから抽出された精油が、このティートゥリーです。
原住民であるアボリジニーにとって、このティートゥリーは、万能薬だったのです。その強い殺菌力は感染症から彼らを守り、
免疫力を上げる作用もあることから風邪などの体調不良の改善にも役立ったといいます。
風邪・インフルエンザ
実際に、我が家では、家族の誰かがインフルエンザにかかってきても、その直後から家中にティートゥリーをまき、ティートゥリーの香りをつけたペンダントをかけるという対応をしており、それを始めてから一度も家族内で感染したことがありません。
はじめのひとりまで気を付けるには四六時中予防を・・・と考えると面倒でやらないのですが、でも、かかってしまったその当人も軽く済むことがおおいように思います。
花粉症やかゆみ
ティートゥリーは、風邪、インフルエンザの予防だけでなく、花粉症、鼻炎、かゆみなどの緩和にもよいです。
花粉症などには芳香浴もいいですし、皮膚がかゆくなってしまう方にはお風呂に5滴入れるのがお勧めです。特にお風呂は、私の家族のひとりは軽いアトピーもちですが、ティートゥリーを入れないお風呂だと、お風呂上りにかゆくなることがあるのですが、たった5滴いれるだけで、とてもすっきりするといいます。
ニキビ・水虫
また、ティートゥリーは、その強い消毒、抗菌力のためにニキビのケアにも用いられます。ティートゥリーは優しいオイルで、原液で綿棒にちょっとつけてニキビにつけるとよいよ、といわれることもありますし、実際私もやったことがありますが、アロマテラピーの基本は、精油を原液では皮膚につけないことなので、薄めて塗っていただくと良いかと思います。基本としては1パーセントに希釈です。
私はよく爪がわれるのですが、バンドエイドを貼っていると、そのうちバイ菌が繁殖するのか、見た目の傷があるわけではないのに鈍い痛みが起こることがあります。そこでバンドエイドにティートゥリーをたらして使ってみたら、痛くならないんです。
そんな応用力のあるティートゥリーですが、よい使い方を、探してみてくださいね。
また水虫にもよいとされ、海外ではティートゥリーを使った水虫薬もあるんです。それだけ強い殺菌力があるんですね。そのうえお肌に優しいなんて、日本にもそんな木があればもっと一般的にしられていただろうに・・・と思います。
リフレッシュ
また優れたリフレッシュ効果ももっているティートゥリー、爽快なきもちにしてくれるので、さあがんばるぞ!という時に芳香浴をしてみることをおすすめします。
非常に優しい上に強くてたくましいティートゥリーオイル。
まるで理想的なパートナーのように私たちを守ってくれる強い強い味方です。